面白かった本とりあえず5選

こんにちは。

今日は私が読んだ本をご紹介します。

わりと乱読するタイプなのですが、
映画と同様
恋愛ものは殆ど読みません。

大概はノンフィクションを読みますが、
今回はフィクションに限定しました♪

ノンフィクションに関しては、
また別の機会にご紹介しようと思います。

まずは女性作家さんから。

弥勒 (講談社文庫)

篠田節子さんの「弥勒」です。

ゴサインタン」も良いのですが、
私の推しは「弥勒」です。

骨太で、しっかりした描写をされていて、
私の尊敬する作家さんの一人です。

主人公が人間的に成長してゆく様が
とても感動的でした。

篠田さんは短編よりも長編小説の方が
ずっと読み応えがありますね。

次は
ツリーハウス (文春文庫)

角田光代さんの「ツリーハウス」です。
これは何度も読みました。

中華料理店の3世代の生きざまや、
その時代の出来事、
何度読んでも面白くて引き込まれます。

角田光代さんの「八日目の蝉」で号泣した私は、
どちらかと言えば「ツリーハウス」の方がしっくりきます。

身近に感じるのかもしれません。

悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))

有吉佐和子さんの「悪女について」です。

主人公は何も語らず、
主人公と関わった様々な人の話だけで構成されているという、珍しい作品です。

これに似た本で言えば
宮部みゆき火車」がありますが、
「悪女について」はもっと主人公の女性を
ぐーっと抉って書かれています。

主人公には敢えて語らせず、
読み手が想像するのは
本が好きな私にとっては楽しい手法です。

男性作家さんからは
ボックス!(上) (講談社文庫)

百田尚樹さんの「ボックス」です。

百田尚樹さんといえば
「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」などが有名ですが、
楽しんで読めたのは「ボックス」でした。

男の子の友情、
ボクシング、
小さな恋、

あらゆるスパイスが痛快な本です。

最後に

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

徹夜本になった池井戸潤さんの
「空飛ぶタイヤ」です。

小さな運送会社と財閥系の闘いですが、
(赤松ガンバレ!)と声を出しそうになります。

大企業の派閥や保守的な部分なども
三菱銀行に勤めていた池井戸潤さんが
詳細に書かれています。

下町ロケット」も「俺バブ」シリーズも有名ですが、
徹夜してでも目が離せない展開は、
描写の上手さと、主人公をはじめとする
キャラクター作りの上手さでしょうね。

この人は天才かと思いました(笑)

「ボックス」「空飛ぶタイヤ」は映像化されていますが、私としては原作がやはり一番面白いです。

今日はとりあえずの5選でしたが、
いかがでしょうか?

さて、それでは今日も良い1日を♪

ごきげんよう( ´∀`)/~~